シミ・美白ケア

新しい美白成分

「色白は七難隠す」ということわざがあるように、日本では昔から白い肌が美人の条件の一つと考えられてきました。

美白という概念が本格的に定着し始めたのは1980年代になってからのことで、この頃には紫外線によるお肌への悪影響も次第に認知されるようになってきました。

化粧品メーカーも各社がこぞって美白化粧品を発表し、シミに悩んでいた多くの女性に支持されました。

ただ、この頃は美白ケアと言えば春から夏にかけてのスキンケアであって、通年で美白ケアをするという意識はそれほど浸透していませんでした。

1990年代に入ると「アルブチン」を配合した美容液の発売を機に美白有効成分の開発競争が激しくなり、時代は一気に美白ブームとなりました。

ただ、最近でも白斑問題があったように、高い美白効果を実感できる成分ほどお肌への刺激も強いケースが多かったため、お肌に刺激をできるだけ与えずにしっかりとした美白効果を感じられる成分の発表を待ち望む声は多いのです。

最近では日本では未使用の美白成分を中心に研究がすすめられ、ホワイト377という成分が発表されました。

これはまだ医療用の成分として使用されている状態ですが、皮膚科クリニックにおいてやけどの跡のシミの治療に処方され、1か月で目立たなくなったという事例も報告されています。

この成分はヨーロッパアカマツに含まれるポリフェノール成分をヒントに開発された美白成分で、メラニンの生成を促進する酵素のチロシナーゼの活性阻害効果がコウジ酸やアスコルビン酸(ビタミンC)の2,400倍ハイドロきノンの2,100倍という驚異的な美白効果があるとされています。

また、高い抗酸化力があり、チロシナーゼの活性を促す活性酸素を強力に除去してくれます。

つまり、シミの元ともいえるチロシナーゼにダブルで働きかけてより確実に透明感のある美白肌を手に入れることができます。

さらに比較的低刺激なのも大きなメリットとされています。

現在は、美容皮膚科クリニックなどでシミのレーザー治療の前後にホワイト377を処方しているケースが多いです。

レーザー治療の後はお肌が色素沈着しやすいので、そのケアとしてとフォトフェイシャルのように定期的に何度か通院するケースでは治療と治療の間で処方されるケースもあります。

また、レーザー治療の場合はシミの種類や程度によってレーザーの周波数を変える必要がありますが、ホワイト377はどのようなシミにも対応できるところが大きなメリットです。

2015年9月14日|

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お肌のコンディションを知る

敏感肌の美白ケアを考える際には、まずは敏感肌とはどういう状態であり、原因はどこにあるのかを理解することからスタートしましょう。

敏感肌とは様々な外部刺激に過敏にお肌が反応する状態です。

これはお肌のバリア機能が弱まっているからだとこちらの記事でもご紹介しましたが、ではなぜお肌のバリア機能が弱まってしまうのでしょうか?

ほとんどのケースは不規則な生活習慣が原因となっているのです。

ストレス、運動不足、偏った食事、タバコ、睡眠不足などがあげられます。

子供のころは特に気にもかけていなかったのに、大人になってから、あるいはごく最近になってから、肌荒れを引き起こすことが多くなったという方は、ご自身の生活習慣をじっくりと見直してみましょう。

お仕事をされている方、会社員の方は特に人間関係などでストレスはつきものですね。

現代社会に生きる大人にはストレスから完全に逃れるというのは難しいですから、上手にストレスコントロールする方法を考える方が現実的と言えます。

スポーツや趣味を上手に日常生活に取り入れ、ストレスをため込まないようにしたいものですね。

また、質のよい睡眠の確保はストレスコントロールという意味でも大切です。

大人であれば1日に7時間から8時間程度の睡眠は必要ですが、睡眠は量の確保だけでなく、深い眠りをできるかどうかも大切です。

眠りが浅ければ、質の高い睡眠とは言えませんし、質の高い睡眠でなければホルモンバランスにも微妙な影響を及ぼします。

質の高い睡眠ができていればお肌のターンオーバーも正常に機能しますから、睡眠の質が改善されるとくすんでいたお肌にも透明感が戻ってくるでしょう。

食事はお肌の抵抗力をアップさせてバリア機能を強化させるためにも抗酸化物質を豊富に含んだ緑黄色野菜を多めに摂るようにしましょう。

抗酸化物質が豊富に含まれる食品はビタミンCを多く含む、パプリカ、ゴーヤ、ブロッコリー、キウイフルーツ、いちごなどで、ビタミンB1、ビタミンB2は豚肉、うなぎ、しいたけ、マイタケ等に豊富に含まれています。

こうした食材を毎日の食事に上手に取り入れながら、総合的な栄養バランスも考えたメニューを心掛けてください。

外食中心の食生活では敏感肌を根本的に解決する事が難しくなるので、できるだけ季節の旬の素材を自分で調理するように心がけましょう。

運動も激しい運動は活性酸素の生成につながりますので、ウォーキング程度の軽い有酸素運動がおすすめです。
敏感肌向け化粧品を選びのポイント

「敏感肌だから美白ケアはあきらめている」

「敏感肌でも使える美白ケア化粧品ってあるの?」

美白ケアの化粧品は刺激が強いものもあるため、敏感肌の方は、お肌がピリピリする、刺激が怖くて美白ケア化粧品は使えないという方もい多いようです。

また、美白ケア化粧品を使ってみたけれどイマイチ効果を感じられなかったという方も多いようです。

敏感肌の方は普通肌の方に比べて、お肌が本来持っているバリア機能が弱まっているために、外部刺激に過敏に反応しやすいという状態です。

バリア機能が弱まっているとお肌は慢性的な炎症状態にあり、メラニンの生成サイクルが早まるため、通常の美白ケア化粧品を使っても刺激を感じたり、ほとんど美白効果を感じられないのです。

ですから、敏感肌の方が美白ケア化粧品を選ぶ際ののポイントは、お肌が本来持っているバリア機能を呼び覚ます機能があるかどうかを確認することです。

2015年7月11日|

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美白というトレンドを考える

美白ケアの基本は紫外線対策です。

美白とは「美しく白い」状態をいいますから、ただ肌の色が白ければよいというものではなく、まさに美しい肌でかつ白い肌ということです。

肌を明るく澄み切ったコンディションに整えるという美容の考え方ですが、最近のトレンドとして特に重要視されているものです。

具体的なアプローチの方法としては、シミやそばかすなどの原因となるメラニンの生成を抑えるケアなどが挙げられます。

美白スキンケアに大切なのは、何より続けることです。

程度の差はありますが、紫外線や加齢によるシミやそばかすなどのトラブルは、さまざまなお肌の悩みでも医療レベルの処置を除いてすぐに解決できるものではなく、ある程度時間がかかります。

毎日コツコツと継続することが白く美しい肌を手に入れるためのステップと言えます。

では、日本ではいつごろから白い肌が美しいと考えられるようになったのでしょうか?

実は白い肌が美しいと考えられるようになったのは1000年以上も前だといわれています。

平安時代に編纂された日本最古の医学書である「医心方」には具体的な美白スキンケアのハウツーが記され、貴族の女性の間で実践されてきました。

江戸時代になると、美白文化は一般女性にも広がりを見せます。

当時愛読者の多かった美容本である「都風俗化粧伝」の巻頭には、「色白肌は七難隠す」と記され、顔面の部には、なんと美白パックや洗顔料の作り方などが掲載されています。

明治時代に入ると、欧米から美容情報が入るようになり、日焼け対策の大切さが認識されるようになります。

戦後の一時期は美容をゆっくり考えられるような余裕のある時代ではなくなりましたが、昭和30年代に入ると、欧米の影響で一時的に小麦色の肌がトレンドとなることもありました。

しかし化粧品の進化とお肌の健康に関する情報が浸透するにつれて、白肌と美白ケアへの関心が高まっていきました。

平成に入ると再び小麦色の肌が健康的というイメージが広がる時期もありましたが、現在は美白のお手入れに積極的な女性が増え、美白専用のアイテムがさらに充実してきています。

平安時代から始まった日本人の美白に対する意識は、白肌と小麦色の肌のそれぞれが時代によってトレンドとなる繰り返しであったのです。

2015年7月10日|

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